シューフィッターが詳細なヒアリングを行い、あなたの足のお悩みや状態を確認致します。
疲れやすい、痛むなどの症状は、足と靴の特性が合っていないから引き起こされるものです。実は細めの足なのに、自分では幅が広いと思い込んでいて、ゆるめの靴を履くことによってトラブルが起きている方もおられます。
シューフィッターはお客様の足を拝見させていただいたり、当店にある靴を何足か履いていただいたりしながら、お客様の足のサイズや幅、特徴などを把握します。
シューフィッターの豊富な経験によるお見立てだけではなく、ご希望によっては3次元足形自動計測機や、足底圧計測システムなどの機械によって、より正しく足のサイズや形、状態やクセなどを計測することもできます。
足の計測について詳しくはこちら
世の中のニーズの多様化に伴い、最近の靴は実にさまざまなタイプのものがあります。
お客様がイメージしている靴のタイプやご利用になりたいシチュエーションなどを伺い、足の特徴などを考慮して、お靴をお勧めします。
チェックポイントは、足の幅・甲の高さ・土踏まずの長さ・かかとの大きさなど多岐にわたります。足の形を総合的に判断し、合う靴をご提案します。
他にも、「この靴が履きたい!」というご希望があった場合は、何種類か靴の履き比べでのチェックを行い、足と靴とのマッチングの度合いが許容範囲かどうかを調べます。ピッタリバッチリ合った靴でない場合も、許容範囲であれば調整が可能です。
お客様の足と靴との相性をチェックするのにはいくつかの重要なポイントがあります。
お客様が履いている様子を観察して、ゆるくないか?つま先に余裕はあるか?この箇所は痛くないか?片方だけゆるくないか?などをチェックして確認します。
デザイン重視で選ばれた場合などで、このフィッティングチェックの際にあまりに合わないお靴はお断りさせていただくこともあります。もし、足の左右の大きさや形に著しい違いがあり、既存の靴がどうしても合いにくい場合など、お悩みが深い方にはセミオーダーもお選びいただくことができます。
お客様の足型と靴の形がほぼ合っている場合でも、「少しだけゆるい」「右足だけゆるい」「ある部分だけがあたって痛い」などの症状が出ることがあります。
そんなときは、お靴に微調整を施します。この微調整を行うことでより快適な状態になります。
調整について詳しくはこちら※微調整でも調整しきれない場合や、さらに良い履き心地、機能を求められる方には、オーダーのインソールをご用意することもできます。オーダーのインソールを作るメリットは、加齢によって衰えた筋力をサポートしてくれたり、悪い歩きグセの改善が可能になること。歩き方のクセなどによる足への偏った負担が軽減され、全身の筋肉や骨のバランスを整えることにつながります。
特に天然皮革のお靴の場合など、しばらくお履きになっていると自然とゆるみが出てくることがあります。このゆるみによって、歩くとき足が前に出てしまい、小指などがあたるようになってくる場合があります。
あるいは、ご購入された後のお客様の体重の増減によって、足の大きさが変化することもあります。
このようなことが原因で、お買い求めいただいた靴が履きにくくなってしまった場合には、お買い上げ後の調整をさせていただきますので、店頭までお靴をお持ちください。
調整について詳しくはこちら
お取り寄せは、当店取り扱いブランドの商品がご来店時に店頭にない場合などにご利用いただけます。もし、お取り寄せをされた商品が合わない、気に入らないなどの場合は無理にご購入していただく必要はございません。
たとえば、次のような場合にお取り寄せをご利用いただけます。
※ 注
これはすごく細い足だったり、すごく広い足の場合にあるケースです。少し専門的な話になりますが、計測した結果がA木型の合う足だったとします。A木型は大変細い形で一般的にこの細い木型の靴はありませんが、当店取り扱いブランドであるヨシノヤには、このA木型のデザインの靴がありますので、取り寄せて試していただくことができる、というようなケースです。
「おつくり」では、メーカーの持っている既存の靴型を使ってご希望の靴をつくることができます。メーカによって、できることが違いますので、まずはご相談ください。おつくりのケースは大きく分けて次の2種類です。
【1】希望の商品がメーカーにも在庫がなく「取り寄せ」ができない場合 お気に入りだった既存の商品が、店頭にもメーカーにも在庫がなくお取り寄せが出来ない場合、その商品をおつくりすることができます。ただし、早くて2週間、長くかかるときは2か月以上かかる場合もあります。
【2】既製靴の素材や色を変えて作りたい場合 既存の靴の型とデザインを、素材や色を変えて製作することができます。革見本をメーカーから取り寄せて素材や色を選ぶことができます。料金は、色を変えるだけか、素材替えなのか、など、ご要望やメーカーによって変わります。既存の製品と同金額の場合もありますが、1割増し、3割増しなどになる場合もあります。
セミオーダーとは、お客様の足型を計測し、メーカーが持っている木型の中から足の形に近いものを選び、それに「あて物」をしてお客様の足型に近づけた木型を使って靴をつくる方法です。イージーオーダー、パターンオーダーなどと呼ばれることもあります。
具体的には、3次元足型自動計測機で足の計測を行います。そして靴のデザイン、素材、色、ヒールをお選びいただき、それらのデータをメーカーに送って靴を製作する流れとなります。
靴を作る際には、まず「木型」と呼ばれる靴を作るためのベースの型を作ります。その木型の上側に革を載せ、下側に底材をつけ、それらを張り合わせて靴が出来上がります。一般的な既成靴は、メーカーがシルエットごと、サイズごとに独自の木型を持っています。
フルオーダーの場合は、お客様の足型を計測して、木型からすべてお客様専用で製作します。一方、セミオーダーは既存の木型をベースとして利用し、その型の合わない部分を調整して靴を作ります。このベースとなる「木型」の作製にはけっこうな費用が掛かるため、セミオーダーはフルオーダーと比べると、お手ごろな価格でご自分の足に合った靴をつくることができます。
シューフィッターとはお客様の靴選びのアドバイザーとして、足と靴の専門的な知識を持った専門家のことをいいます。「長く履いていると足が痛む」「沢山歩くので履きやすく、見た目もいい靴が欲しい」等のお客様のご要望に応じながら、お客様の足の特徴を考慮して最適な靴を提案させていただきます。
また当店のシューフィッターは日本靴小売商連盟の講師としてシューフィッターの養成も行うプロフェッショナルです。安心してご相談ください。
通常は、下記のような流れでお客様の靴選びからアフターケアまでをサポートさせていただいています。
木内 二郎 Jiro kiuchi
牧田 敏也 Toshinari Makita
小林 加奈子 Kanako Kobayashi